大分国際車いすマラソン関連 OBSニュース 2017/10/23放送分

今週はシリーズで、大会に出場する県内の注目選手や運営面を支えるスタッフを紹介します。

きょうは6年ぶりにフルマラソンに挑戦する、竹田市出身の河室隆一(かわむろ・りゅういち)選手です。颯爽と風を切って走る、河室隆一(かわむろ・りゅういち)選手。今年の大会が、7回目の出場となります。

(河室隆一選手の話):「健常のときから趣味でマラソンを走っていた。車いすであれば車いすマラソンをやろうと思って、それで始めました」

竹田市出身の河室選手は7年前、仕事中の事故で脊髄を損傷し、車いす生活になりました。現在は、日出町のホンダ太陽に勤務しながら午前は仕事、午後は練習と忙しい毎日を送っています。

(河室隆一選手の話):「凄く働きやすい職場で、作業の面も車いすマラソンに対しても支援してくださるので、昼からのアスリートの練習にむけて切り替えられる」

6年前に初挑戦したフルマラソン。完走はしたものの、レベルの差を痛感したと言います。

「自分に足りないものがある」。

着実に力をつけるため河室選手は一旦、ハーフマラソンに転向しました。そして、去年の大会で2位に入賞。再びフルマラソンに挑むことを決意しました。

(河室隆一選手の話):「ハーフで入賞3位以内というのが去年の目標でしたので、それを達成してそこで満足せずに次に向かっていこうという気持ちになりました」

トップ選手と戦うには、時速30キロのスピードを維持しなければいけません。この1年間は40キロ以上のコースを走るほか、筋力トレーニングにも取り組みスピードとスタミナの強化を図ってきました。去年、県勢トップの10位に入った廣道純(ひろみち・じゅん)選手も、今回のチャレンジに期待を寄せます。

(廣道純選手の話):「大分調子が上がっているから厳しいだろうけど何とかトップ集団に食らいついてほしい。10番以内を目指して、ダメでも12~13番ぐらいで頑張ってほしい」

(河室隆一選手の話):「10番以内に入れたら最高ですよ。そう甘くはないですけどね。でもチャレンジして目指したいです」

6年ぶりのフルマラソン挑戦へ。
河室選手はこれまで積み重ねてきた努力と熱い思いをレースにぶつけます。